お知らせ

第89回労働問題研究会(弁護士社労士勉強会)振り返り

2021年4月16日 お知らせ


4月8日に開催された第89回労働問題研究会の振り返りをお届け致します。

【社労士報告パート】
「労働時間の上限規制と36協定」をテーマに議論をしました。法改正後の内容を再度確認をしました。その他にも、
・今回は運送業特有の残業問題、特に手待ち時間の解消の方法や改善基準告示にも目を向けて、行政対応をしなければならないこと
・就業規則には残業を指示できる条項があるが、36協定の届出がなされていない場合、従業員が残業指示を拒否すれば、懲戒処分等が可能か
といった事項を議論しました。

【弁護士報告パート】
定年後再雇用の場合の雇止めと更新に対する合理的期待について裁判例を通じて検討しました。 グループディスカッションでは、有期雇用の管理について、意図せず更新の合理的な期待を発生させないために、更新面談や書面の締結を履践すること、更新回数のみならず更新の運用実態にも留意する必要があること等の意見が交わされました。

【zoom開催について】
今回もzoomで開催されました。新型コロナウイルスの感染拡大が収まらないなか、安全に実施できるzoomにて次回も実施予定です。今回、初めてzoomでご参加いただいた方もおられましたが、スムーズに参加頂きました。zoomが初めてでご不安ということも是非、ご参加下さい。

次回の労働問題研究会は6月10日18時半~です。是非お気軽にご参加下さい。

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