おしらせ
【第116回労働問題研究会(弁護士社労士勉強会)振り返り】
10月27日 (月)に開催いたしました、第116回労働問題研究会の振り返りをお届けします。
【弁護士報告パート】
今回は、間接差別を違法とした初めての裁判例を取り上げました。
結論には賛成する意見が多い中、間接差別の成立要件が抽象的であり、裁判規範としてわかりにくいという意見もありました。
また、今回の裁判例は、もともとは転勤を命じられた総合職に限定して社宅制度の適用があったところ、その後、転勤を命じられていない総合職に対しても社宅制度の適用を拡大させたことが、間接差別が認定された理由の一つでした。
ディスカッションの中では、制度自体の合理性への配慮はもちろん運用の中で説明のつかない不合理な運用を定着させてしまうことの危険性を認識したとの意見もありました。
【次回のご案内】
✧✧✧次回の労働問題研究会は、特別企画会です!✧✧✧
12月8日(月)は特別企画会として、所長による「産業保健法」についての勉強会を開催します。
・「障害を持つ労働者に対する合理的配慮提供義務に関する法律問題」~裁判例の検討~
・18:30~20:00頃 Zoom開催
また、年明け2月26日(木)はリアル開催を予定しております。是非ご参加下さい。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
★お知らせ★
本会に興味をお持ちの社会保険労務士等の方がいらっしゃいましたら、随時会員募集中ですので、こちらよりお気軽にご連絡ください。
皆さまのご参加お待ちしております。
また、労働問題研究会にご登録されている先生の顧問先様やご紹介者様につき、初回相談を無料とさせていただいております。
ご相談のご希望がございましたら、お気軽に事務所までご連絡ください。
