2023年7月4日　お知らせ

令和5年6月6日に、当事務所主催の第26回法律実務セミナーを開催しました。
今回はセミナーの開催レポートをお届けします。

１　今回のセミナーテーマは「近年の重要労働判例」
今回のテーマは令和3年から令和4年にかけて出された労働判例から、労務管理の実務において有益な裁判例をご紹介しました。
取り上げた裁判例は実に16個と盛沢山な内容となりました！（実はもっとお届けしたい裁判例があったのですが、時間の都合上泣く泣く削りました…。）
セミナーの前半は倉橋弁護士、後半は福﨑弁護士が報告を行いました。賃金減額や懲戒処分等労務管理上問題になりやすい事項や、新型コロナウイルス禍の整理解雇に関する裁判例といった時代に即した事項など多彩な裁判例が取り上げられました。最新の裁判例について、事案の概要や争点、争点に対する裁判所の判断のポイントについてご紹介いたしました。
近年労働者が多様な働き方を選択できるようになったことによって、会社も従来とは異なる対応が求められるようになりました。裁判例の中でも、そのような労働者の働き方について配慮を求めるような判断がなされているものが出てきています。今回のセミナーで、最新の裁判例を知ることによって今の時代に必要な労務管理上のノウハウについてご参考になれば幸いです。

今回のセミナーの様子です。裁判例のご紹介だけではなく、実務上の留意点についても具体的にお話させていただきました。

２　オンラインでの開催
セミナーはZoomを用いたオンラインで開催されました。新型コロナウイルス感染症流行のため数年前よりオンライン開催が取り入れられましたが、会場への移動も不要でURLをワンクリックするだけで参加が可能です。会社の会議室から、在宅から是非お気軽にご参加くださいね。

３　参加された方からも好評でした！
参加された方からも参考になった、大変勉強になったとのお声をいただきました。2時間という長丁場でしたが、大変充実したセミナーとなりました。

４　当事務所では、様々なテーマでセミナーを開催しております
今回のテーマは近年の重要労働判例のご紹介をいたしましたが、過去にはメンタルヘルスの対応、改正高年齢者雇用安定法、ワクチン接種をめぐる企業対応等…様々なテーマのセミナーを開催しております。こんなテーマが聴きたい、こんな問題を取り上げてほしいというご希望がありましたらお聞かせください。