お知らせ

第90回労働問題研究会(弁護士社労士勉強会)振り返り

2021年6月15日 お知らせ


6月10日に開催された第90回労働問題研究会の振り返りをお届け致します。

【労働相談持ち寄りコーナー】
新型コロナのワクチン接種の特別休暇がテーマでした。ワクチン接種の特別休暇制度は用意したが、所定労働日が少ないパートタイマーには労働日にワクチン接種を行いかつ部分的にでも出勤することを条件に特別の時間有給を付与する等の工夫をしているとの意見、ワクチン接種後の一時的な発熱での欠勤や同居親のワクチン接種への付き添い等は、個人の事情であるため、特別休暇等の配慮は行わず有給休暇の取得を促している意見等すぐに実務に活かせる情報交換がなされました。そのほか、休職制度における妥当な休職期間についても、活発に意見が出されました。

【弁護士報告パート】
既卒ではあるものの初職として入社した従業員に対する試用期間の延長の有効性が争われた裁判例を検討しました。 グループディスカッションでは、試用期間延長前に新入社員に対して行う注意指導の重要性や本採用拒否の判断の難しさについて活発な意見交換がなされました。従業員本人が自身の課題に気づけていない場合もあり、まずは労使双方でその課題を具体的に共有することが重要という意見などが出ました。

【Zoom開催について】
今回もZoomで開催されました。新型コロナウイルスの感染拡大が収まらないなか、安全に実施できるZoomにて次回も実施予定です。今回も、皆様、スムーズに参加頂きました。Zoomが初めてでご不安ということも是非、ご参加下さい。

【次回:研究会の時間は90分です】
次回の労働問題研究会は8月17日18時半~20時です。時間を従来の120分から30分短くしています。是非お気軽にご参加下さい。

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